正しい勉強サイクルがモチベーションをあげる

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正しい勉強サイクルがモチベーションをあげる

塾長ブログ

2021/02/15 正しい勉強サイクルがモチベーションをあげる

授業風景

勉強サイクルについて、参考になる資料がありましたの、掲載しておきます

 

仕事ではテレワーク、学校ではオンライン授業と、新しい生活様式が始まりました。「何を」「いつまでに」「どのように行う」などの自己管理能力が必要とされます。

環境の変化を受け入れつつ、勉強するモチベーションを上げることに役立つ「勉強サイクル」について紹介します。

 

 

勉強に苦手意識がある理由

 

① 勉強のやり方がわからない

② 勉強のやり方はわかってるけど続けられない

 

大人と子供の関係が、仕事上での上司と部下に似ているので例えると、上司は曖昧な言葉を使い、ある程度の常識でわかるだろうと任せ、「具体的にどうすればいいのか」を伝えないため、実は部下が仕事のやり方を分かっていないケースがあります。また営業職の人が「アポをとって顧客訪問する」ということはわかっていても、1回電話して断られたら諦めてしまい継続ができないから結果を出せず、上司は「ダメだ」と嘆くのです。本来上司は続けられる仕組みを用意してあげなければなりません。

 

子供の勉強の苦手意識も、大人からの「勉強しなさい」「宿題はまじめにやりなさい」などの曖昧な言葉が理由と考えられます。精神論的な言い方を変えることで、子どもの行動はガラッと変わってきます。

 

 

「ABCモデル」で子供が変わる

 

Antecedence     先行条件 勉強に取り掛かりたくなる環境を作ってあげる

 

Behavior     行動  子供に効果の高い勉強法で取り組ませる

 

Consequence     結果  勉強したら「よいことがあったあった」というご褒美を用意する

 

ABCモデルを日常で例えると、A 近所に美味しそうなーラーメン屋ができた B お昼に行ってみる C おいしくて店員もよかったとなります

 

ここでプラスの結果が生まれるとまた行ってみよう(見通し)と思うという先行条件が新たにできて、行動が繰り返されます。子供の場合も同じく、プラスの結果を生むことで「もっと勉強しよう」というプラスのスパイラル(やりがい)になり勉強習慣が身につきます。

 

 

ステップ1  環境を整える

 

勉強邪魔する要因を取り除くことが大切

 

【子供は片付け方がわからない】

 

「机のどこに何が置かれていたら、勉強しやすいか」について一緒に考え、きれいに片付いたら、写真を撮るなど、視覚に訴えるツールを活用し、「目指すべき完成形」がわかるようにしましょう。

 

【机の上には基本、ペン立てと鉛筆削り、消しゴムのみ】

 

必要なのは鉛筆数本、赤鉛筆か赤ボールペン、蛍光ペン数色と消しゴム、定規に鉛筆削りです。ゲームやマンガなどは、机の引き出し以外の場所にしまうようにしましょう。

 

【勉強終了時間とともに片付けの時間を確保】

 

勉強した後に必ずものを、定位置に戻してから終える習慣が必要です。15分間を目安に確保しましょう。

 

ステップ2  行動は分解して具体的に

 

「ストレッチ目標」を立て小さなゴールを積み重ねる

 

【ピンポイント行動で習慣化】

 

勉強習慣が身につくまでは、時間を指針に取り組むこと。1日30分ドリルに取り組むと決めたら、終わっていなくても勉強は終了してください。これを毎日続けましょう。決められた時間が来たら、そこで終了がコツです。

 

【最初5分が持続して集中できれば、その後も集中力が持続】

 

脳には「作業興奮」という集中した状態を作り出すまでに、5~10分ほどの時間が必要だとされています。子供にも楽に解けるようなレベルのドリルからスタートし、最初の時間でつまずかない、易しい問題でスラスラ進ませることが大切です。

 

【手が届くくらいの目標を】
ちょっと頑張れば手が届く、「ストレッチ目標」は、やってみようという意欲につながります。「達成感」という小さなゴールの積み重ねがいつしか遠くのゴールまで導いてくれます。

 

ステップ3  良い結果を上手に与える

 

目に見える報酬やリアクションを大事に

 

【いい行動には特別感を出す】

 

いつもより多くの問題を解いたり、難しい問題が解けた日には、三十丸やはなまるにして、特別に褒めている感じを出しましょう。逆に既に出来てることを、繰り返したに過ぎない時は、あえて褒めなくてもいいです。メリハリが肝心です。

 

【表にシールを貼ってモチベーションアップ】

 

約束どうりの勉強ができた日には、チェック表やカレンダーにハンコを押すなどしましょう。子供の好きなシールを貼ってあげるとより効果的です。人から評価され、それが目に見える形で確認できるということが、モチベーションにつながります。

 

「やればできる!」が自信の源になる

 

自分はやればできる人間なんだ、という感覚こそが自己肯定感で、幸せの人生を生きる上で大切な感覚です。小さな達成感で自己肯定感を育みましょう。

 

宇治市で丁寧な個別指導を行うマンツーマン指導専門プライベート学習教室では、「勉強やる気」、「勉強集中」などを、授業の中で説明し、正しい勉強サイクルが、モチベーションを上げることを、体感してもらっています。
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