子どもの雑用

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塾長ブログ

2019/01/01 子どもの雑用

授業風景

 

子どもにとっての雑用は、将来、明るいイメージが描ける、基礎を作る

 

子どもの雑用について、ある外国人のジャーナリストが体験した英語の記事が、先日雑誌に載っていました。

 

日本人の母親が子どもにある雑用を、手伝ってくれるように、頼んだのですが、子どもから返ってきた返事は、「自分でやって」の、一言でした、それも激しい口調でです。結局親の願いは聞き入れられず、親がその雑用を、処理することになったのですが、その時の母親の言葉として、「雑用を手伝ってくれるように、子どもに頼むことは、とても無理です。自分でするほうが、楽で早いですね.」ということでした。

 

この記事を読んで私は次のように思います。

 

これまでの生活の中で、私は、雑用を、子どもにさせることが、大切だということに、気づいていないように思われる母親に、時々出会うことがありました。自分の子どもが、入学試験の準備をすることだけを、気にかけて、他のすべての点では、子どもに対して、とてつもなく寛大な親がいる、と思われたのです。

 

責任感とは、ある人は持ち、別の人には欠けている、というような生まれ持った性格特性ではありません。それは子どもの時から学習されるものなのですん。子どもに雑用を通して、責任感を教え育てるのに、決して早すぎることはありません。子どもが成長するにつれて、両親は、子どもの責任を増やすことができます。

 

 

家庭での一貫した責任は、子どもたちが後の人生で、自立した責任をもち、自制心を示し、他人を思いやり、幸福を追求できるようになるのに役立つと、考えられます。

 

家庭内で責任を、与えられた子どもたちは、社会に出たとき、自分に起きる難題に、自信を持って取り組むことができるし、また彼らは、よりよい一市民ととして、社会に貢献する可能性が高くなります。

 

これらの事実から、子ども達を家事に関わらせることは、重要なことだということが、わかります。

さもなければ、未来の世代は、深刻な結果に苦しむことになることが、これまでの状況から、おおよそ予想されると思われます。

 

現在の日本の多くの家庭では、子どもたちが、自分の勉強や遊びを差し置いて、長時間、家の手伝いをする姿が、以前ほど見られなくなったと、言われています。一昔前の家庭では、子どもでも朝寝坊は許されず、毎朝早く起き、家族のためにそれぞれが、何かしら、忙しく働かねばならない、いうことがしばしばありました。

 

調査によりますと、家事に前向きな子どもは、家事をあまりしない子どもに比べて、勉強時間が長く、テレビを見る時間が少なかった。また家事に前向きだ子どもは、現在の自分に対する評価が高く、将来に対して明るいイメージを、抱いていることが、わかったそうです。現在では、電化製品による省力化が進み、家事の労働量自体が、昔に比べて減っています。親にとっても、子どもに家事を手伝ってもらう必要性は、薄れてきています。

 

しかしながら、家事を通して義務や責任、家族の絆や感謝の気持ちを、学ぶことは、将来子どもが、社会に出るにあたって、大きな財産となってくれるのかもしれません。

 

宇治市で丁寧な個別指導を行うマンツーマン指導専門プライベート学習教室では、懇談会で、「子どもにとっての雑用」についての話題がよく出ます。2020年に実施される教育改革も踏まえて、できるだけ個々のご家庭に、適した案内をしています。

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