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〒611-0002 京都府宇治市木幡赤塚23−11
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社会は忙しすぎる マンツーマン指導専門プライベート学習教室
社会は忙しすぎて、時計を見ながら時間を重んじ始めると、何か不健康なものが生まれてくるように思えてきます。正常な生活のもう1つの面を、見落としてしまう可能性が出てくるのではないかと思われます。
特に社会が忙しい発展国では、このような傾向が顕著になりつつあると思います。
例えば、アメリカのボストンにあるレストランを1例に挙げてみましょう。
そのレストランには、客に伝票を持っていくことに対して、独自の方針があります。あなたが夕食や昼食を注文すると、ウェイターが、あなたの欲しいものを書き留めます。
そして食事を持ってくる前に、あなたに伝票を渡して勘定を求めます。
そのレストランは、ファーストフード店ではありません。そこは評判の高いレストランで、あなたは食事や飲み物にかなり高額の代金を支払います。だから料金先払い制は初めて食事をする人は、驚きます。
その方針の理由は単純なものです。
「私どものお客様の大多数は、ビジネスマンやビジネスウーマンから成り立っています。」店長は語っています。「お客様はいつも急いでいらっしゃいます。食事の最後に待つことを好みません。
もし食べる前に支払いを済ませば、食事を終えるとすぐに席を立って、時間を気にかけずに、出ることができるのです」
なるほどもっともである。
それはそのレストランの経営者が、食事の最後に支払うのを信用しないのではなく、客がいつも時間に急いでることを知ってることだ、ということです。勘定の為に、2,3分待つとすれば、お客は、ひどくイライラしてしまうでしょう。
他方ではエレベーターを呼ぶボタンを押しても、もしエレベーターが5秒以内に来ないと、再びボタンを繰り返しをし始めたり、あるいは階段を探し始めたりする人がいます。
運転中に信号が青に変わった後、前の車が再発進する前に、ほんのしばらくでも間を開けると、カッとなって顔が赤くなる人がいます。
ボストンへ来るのに朝の始発便に乗り、当日シカゴへ戻るために、最終便の1つに乗るような日帰り旅行は決して珍しいことではありません。
かつて、遠くの町ではいつも決まって1泊していたビジネスマンが、今では仕事をして、同じ日に自分の町に戻ることができるようにと、時間計算をして、飛行機の時刻表を調べます。
これは、「日帰り出張」ホテル代の節約とは関係がありません。それは仕事を終えたあと、朝に別の町で起床するのは時間の無駄だ、という気持ちと関係があります。日帰りなら自分のオフィスに戻って、重要な仕事を片付けることはできるだろう。だから今では遠くの町で、厳しかった1日のあとでくつろいで楽しく夕食をとる代わりに、ビジネスマンは深夜に自分の町に帰るよう空港へ急ぐのです。
このような実例もあります。
日本、アメリカ、ドイツ、中国のビジネスパーソン400人を対象に時間の感覚について行なった調査で、1日の時間を増やせるとしたら、あと何時間欲しいですか?という質問をしました。
結果を国別に平均してみると、日本8時間32分、アメリカ6時間32分、中学6時間54分、ドイツ5時間27分でした。
さらに増やしたい時間帯を見てみると、日本は21時から翌朝6時までのオフタイム(勤務外の時間)に回答が集中し、逆にオンタイム(勤務時間)の増加を希望した人は、他の国より少なくなりました。多忙でオフタイムが不足している日本人の姿がうかがえます。
この多忙のせいか、近年では「待てない人」が増えているようです。
「人を少しぐらい待たせてもいいだろう」と思う反面、自分が待たされるとイライラしてしまうのです。
2003年に首都圏のビジネスパーソン400人を、対象に行なった待ち時間意識調査によれば、通勤時の電車が5分遅れると56%がイライラすると回答。これが10分の場合、84.1%にもなった。1993年の同調査では、10分で55.6%だったことを考えれば、10年間にイライラ度がかなり進んでいると言えそうです。
イライラを加速させているのが、携帯電話やパソコンの並々ならぬ普及です。
パソコンが立ち上がるまでの時間、インターネットのコンテンツにつながるまでの時間―1分や30秒といった短い時間でイライラしています。メールは返信がすぐに来ないとイライラしたり不安になったりする人が目立ちます。
世の中が便利になるほど、時間的に、待つ必要がなくなります。それに慣れてしまった人は、少しの待つ時間も耐えられません。
快適といわれる社会とは裏腹に、心のゆとりが失われ、不便と思われるものが、世の中に蔓延し始めたようです。
宇治市で丁寧な個別指導を行うマンツーマン指導専門、プライベート学習教室では、生徒さん、それに教師の方々、それぞれが忙しい時間の中で、少しでもゆとりが持てるように、意識ずけにとりくんでいます。次のようなことわざを、思い浮かべながら、急がば回れ、調和の中の先手、等々
23/01/23
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社会は忙しすぎて、人の心が置き去りになる
社会は忙しすぎて、時計を見ながら時間を重んじ始めると、何か不健康なものが生まれてくるように思えてきます。正常な生活のもう1つの面を、見落としてしまう可能性が出てくるのではないかと思われます。
特に社会が忙しい発展国では、このような傾向が顕著になりつつあると思います。
例えば、アメリカのボストンにあるレストランを1例に挙げてみましょう。
そのレストランには、客に伝票を持っていくことに対して、独自の方針があります。あなたが夕食や昼食を注文すると、ウェイターが、あなたの欲しいものを書き留めます。
そして食事を持ってくる前に、あなたに伝票を渡して勘定を求めます。
そのレストランは、ファーストフード店ではありません。そこは評判の高いレストランで、あなたは食事や飲み物にかなり高額の代金を支払います。だから料金先払い制は初めて食事をする人は、驚きます。
その方針の理由は単純なものです。
「私どものお客様の大多数は、ビジネスマンやビジネスウーマンから成り立っています。」店長は語っています。「お客様はいつも急いでいらっしゃいます。食事の最後に待つことを好みません。
もし食べる前に支払いを済ませば、食事を終えるとすぐに席を立って、時間を気にかけずに、出ることができるのです」
なるほどもっともである。
それはそのレストランの経営者が、食事の最後に支払うのを信用しないのではなく、客がいつも時間に急いでることを知ってることだ、ということです。勘定の為に、2,3分待つとすれば、お客は、ひどくイライラしてしまうでしょう。
他方ではエレベーターを呼ぶボタンを押しても、もしエレベーターが5秒以内に来ないと、再びボタンを繰り返しをし始めたり、あるいは階段を探し始めたりする人がいます。
運転中に信号が青に変わった後、前の車が再発進する前に、ほんのしばらくでも間を開けると、カッとなって顔が赤くなる人がいます。
ボストンへ来るのに朝の始発便に乗り、当日シカゴへ戻るために、最終便の1つに乗るような日帰り旅行は決して珍しいことではありません。
かつて、遠くの町ではいつも決まって1泊していたビジネスマンが、今では仕事をして、同じ日に自分の町に戻ることができるようにと、時間計算をして、飛行機の時刻表を調べます。
これは、「日帰り出張」ホテル代の節約とは関係がありません。それは仕事を終えたあと、朝に別の町で起床するのは時間の無駄だ、という気持ちと関係があります。日帰りなら自分のオフィスに戻って、重要な仕事を片付けることはできるだろう。だから今では遠くの町で、厳しかった1日のあとでくつろいで楽しく夕食をとる代わりに、ビジネスマンは深夜に自分の町に帰るよう空港へ急ぐのです。
このような実例もあります。
日本、アメリカ、ドイツ、中国のビジネスパーソン400人を対象に時間の感覚について行なった調査で、1日の時間を増やせるとしたら、あと何時間欲しいですか?という質問をしました。
結果を国別に平均してみると、日本8時間32分、アメリカ6時間32分、中学6時間54分、ドイツ5時間27分でした。
さらに増やしたい時間帯を見てみると、日本は21時から翌朝6時までのオフタイム(勤務外の時間)に回答が集中し、逆にオンタイム(勤務時間)の増加を希望した人は、他の国より少なくなりました。多忙でオフタイムが不足している日本人の姿がうかがえます。
この多忙のせいか、近年では「待てない人」が増えているようです。
「人を少しぐらい待たせてもいいだろう」と思う反面、自分が待たされるとイライラしてしまうのです。
2003年に首都圏のビジネスパーソン400人を、対象に行なった待ち時間意識調査によれば、通勤時の電車が5分遅れると56%がイライラすると回答。これが10分の場合、84.1%にもなった。1993年の同調査では、10分で55.6%だったことを考えれば、10年間にイライラ度がかなり進んでいると言えそうです。
イライラを加速させているのが、携帯電話やパソコンの並々ならぬ普及です。
パソコンが立ち上がるまでの時間、インターネットのコンテンツにつながるまでの時間―1分や30秒といった短い時間でイライラしています。メールは返信がすぐに来ないとイライラしたり不安になったりする人が目立ちます。
世の中が便利になるほど、時間的に、待つ必要がなくなります。それに慣れてしまった人は、少しの待つ時間も耐えられません。
快適といわれる社会とは裏腹に、心のゆとりが失われ、不便と思われるものが、世の中に蔓延し始めたようです。
宇治市で丁寧な個別指導を行うマンツーマン指導専門、プライベート学習教室では、生徒さん、それに教師の方々、それぞれが忙しい時間の中で、少しでもゆとりが持てるように、意識ずけにとりくんでいます。次のようなことわざを、思い浮かべながら、急がば回れ、調和の中の先手、等々
住所 〒611-0002 京都府宇治市木幡赤塚23-11
受付時間 10:00~22:00
定休日 無休