英単語の意味は英英辞典を使うとよくわかる

英単語の「賢い」という表現には、クレバーのほかに、ワイズという英単語があります。この２つの英単語を実生活の中で、どのように使い分けているのか、次ような例文を見てみましょう。

１、学者によれば、これまで社会の中ではクレバーばかり要求されてきたが、これからの時代はワイズが大切である。

２、お金儲けは、クレバーでないとできないが、人生はワイズでないと上手に生きられない。

3、ボクサーのタイプにクレバー型というのかある。頭脳的で切れ味の鋭いボクシングをする名選手のことである。

さらにこの２つの単語の内容を、もう少し探求してみると

４、偏差値志向の競争社会を勝ち抜いていくには、クレバーな人達の方が向いてる。しかし現代では、ワイズを大切にする絶対的思考の人たちが、需要な存在にもなっている。

いくつか例文を上げてみましたが、これらの例文のもとになっているのは、英英辞典です。この辞典の中で、２つの英単語を比べてみて、際立った特徴は、クレバーは「頭がいい」のほかに、「小利口」という意味が加えてあります。

一方ワイズの方は「思慮分別に富んでいる、聡明」と付け加えてあります。実生活で使うニュアンスの違いが、よくわかります。

このようにクレバーとワイズ、という英単語ひとつをとっても、英語圏の人たちの実生活や、社会的背景がよくわかります。またクレバーやワイズという英単語が作られた語源もわかります。

ここに上げたのは、ほんの一例ですが、英英辞典に慣れてくると以外に面白く、英単語に、興味や関心がわいて来るものです。

英単語の習得には、ぜひ英英辞典を活用することをおすすめします。

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