工業系大学、英語長文は、英文の量が多く計算問題が必須

工業系大学の英語長文問題は、読解の量は多めですが、語彙レベルはあまり難解ではなく、全体としては文学系よりも、標準的な内容になっている傾向がみられます。しかし問題量が多い割には、試験時間が短いのが特徴ですから、とりわけ時間の配分を意識しておくことが大切です。もちろん速読力は欠かせません。

練習方法としては、難しい語が多く含まれる英文よりも、標準的な英文を数多く読みこなし、多読によって,英語に特有な論の展開方法に,慣れることができれば、より正確に論の構成を、捉えることができると思います。

また、科学的な題材は、必出ですから、数学、物理学、工学などの化学分野の用語の英訳を、確認することはもちろん、環境問題を含む自然科学についての、一般的教養など幅広い知識を、身につけておくことも大切です。

工業系大学の英語長文読解の特徴は、段落の主題の問題、計算問題などが必出ですから、過去の問題から、その特徴を確認しておくことを、お勧めします。さらに、実際の試験時間を守って、全問に取り組んでみて、時間配分が守れるように、実戦の練習をしておくこともお勧めです。

さらに工業英語で、得点を確保するために、正確な文法力と、幅広い語彙力の養成を、欠かさないようにしてください。

やはりで文法力は、読解力や作文力の基礎になるものですから、これまで使ってきた、自分にとって信頼のおける文法書を、もう1度よく見直し、理解しておきましょう。同意語句選択の問題などが出る場合は、類似の表現のニュアンスが英語で問われますから、これまで何度も述べてきましたが、それらは英英辞典を利用すると、語彙力の強化が図れます。

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